持ち得るすべてのものを家族と友人と知らない人々と共有して、ゼロから新しい生活を始めることを恐れない人々。
問題があろうと、けんかしようと、「いいのよ、気にしないで。楽しかったから。」と言える人々。
とても美しくて力強い。
HPを作るときに資料の整理が大変だとわかっていたので、このブログを立ち上げたのだった。
HPを作るのは、まだ先の話だけれど、とりあえずやっとパソコンが新しくなって、
ストレスがなくなってきたので、いろいろなことをしたい、ポジティブな感じがとてもよい。
さて、明日は何をしよう。
高橋アキとのコラボレーション。2台のピアノをコンピューターにつなげ、ドレミファソラシの音階(PIANO)をそれぞれラファシミドソレ(MIDI)に変更して有名なクラシックやビートルズ、タンゴを演奏。同じメロディが違う音階に聞こえる。美術館内には萩野が作成した111個のソファが置かれた。
コンサート中、聴衆はホールの中を歩く事ができた。ホール、通路、ギャラリー内、美術館の外部には14のスピーカーとホールで生演奏が見えない聴衆のために4台のモニターが設置された。ホールでは、変更されたMIDI音、外部では、普通のPIANO音が聞こえる。通路、ギャラリー内においては、二つの音が混ざったものが聞こえた。
“Flower Place -already made-” 2004
移民としてアメリカ籍を持っていたマルセル デュシャンの大ガラス、「花嫁は彼女の独身者たちによって裸にされて、さえも」のキャプションからはじまった 大規模なインスタレーション作品。Already Made,3回シリーズの最終回。
複数の花嫁を祝福するために、すべて形の違うように作成された花の陶器は1111ピース、花嫁、独身者を表す車輪、そして人生の過程に積み重なり誕生した小物たち、デュシャンの車輪があったと言われるウォルター ホップス(アメリカで最初のデュシャンの回顧展を組織したキュレーター、元パサデナ美術館館長)であり、故ジェイソン ローズの旧自邸でもあった木造の家を訪ねる所から、萩野自身が花嫁となるまでのドキュメントビデオや写真作品を故ローズの作品“PINK WHEEL”などで構成。
中央には3つの赤いカヌーが置かれ、それらの中にはジェイソンとの討論の原因となった大腿骨が中央にうかぶ。展覧会期中ギャラリーにつけられた人工の苔はどんどん生長していった。